こんばんは、ティル(@TillRadius)です。
今回は内蔵電池が切れてしまったゲームボーイソフトの電池交換をやってみました。
交換手順や注意点などをご紹介します。
GBAとGBの電池は型が違う
今回はこちらの『ポケットモンスター銀』に内蔵されているボタン電池を交換していきます。
最近うちの子供がポケットピカチュウカラーを手に入れたんですよね。
赤外線通信をするとアイテムが手に入るらしく、ポケットモンスター銀を遊び始めたんですが・・・セーブができない状態でした。
子供「サファイアの電池を銀に入れ替えして!」
先日わたしがポケットモンスタールビーとサファイアの電池交換をしていたので、セーブできないのは電池が切れているからと気がついたようでした。
GBソフトの中を見てみるとボタン電池が入っているのを確認。
型番は基盤に書かれている『CR2025』ですね。
なーんかGBAソフトの電池交換したときと大きさが違う気がして過去の写真を見てみると・・・
GBAの方は『CR1616』と基盤に書かれていて、CR2025よりひとまわり小さい感じでした。
移植できなくはないけどーちょっとタブがとどかないかも?と色々考えました(笑)
結局サファイアをまた遊びたくなったときのことを考え、移植はしないで今回は電池を取り寄せて後日交換することにしました。
電池交換に使ったもの
特殊ネジ用ドライバー&コンビネーションプライヤー(ペンチ)
GBソフトのネジに使ったのは、GBAソフトの電池交換時に使ったY字ドライバーセットについてきた3.8mmビットを使用しました。
購入したときはGBとかN64とかは分解することないから、付属のビットはいらないだろうと思ってたけどあってよかった(笑)
しかしビット単体でネジを回すのは難しく、持ち手になる部分や電動ドライバーなどが必要になります。
我が家には持ち手になるものがなかったので、家にあったコンビネーションプライヤーで挟んでネジを回しました。
しっかりと挟めるならラジオペンチでも代用できると思います。
交換用タブ付きボタン電池
今回はelfin203さんの『リチウムコイン電池 CR2025 水平取り付けタブ付』を選びました。
2〜3個まとまったものでもよかったんですけど、次いつ交換するかわからないので1つ入りのものにしました。
タブの長さもちょうどよかったです。
ハンダゴテセット
子供が使っている電子工作用のハンダごてを使用しました。
あったらいいかも
- セロテープ
- めんぼう
- 接点復活スプレー
セロテープで電池と基盤をくっつけておくと、ハンダごてで溶接するときにずれなくて作業がしやすくなります。
めんぼうと接点復活スプレーは、端子部分をキレイにするために使います。
交換手順
ネジを外す
まずはソフトを裏返します。
Y字ドライバーに付属していた3.8mmビットを使って、ソフト背面にあるネジを取り外しましょう。
カバーを外す
ネジを外すことで中にアクセスできるようになりました。
ソフト前側をスライドさせるとカンタンに外すことができます。
ハンダゴテを使ってボタン電池を外す
切れた電池はハンダで固定されています。
ハンダゴテを使って、固定されている2箇所をひとつづつ外しましょう。
ハンダゴテを当てる時は、
- ハンダが溶けるまで当てる(当て過ぎ注意)
- ハンダゴテは立てて当てず寝かせて当てる
ハンダを溶かしても熱が冷めると、すぐに固まってまた固定されてしまいます。
ハンダゴテを当てるとき、少しだけ電池を引き上げながらやると隙間ができて取り外しやすかったです。
もう一箇所も取り外して電池をとりのぞくことができました。
新しい電池を取り付ける
続いて新しい電池をハンダごてを使ってソフトに取り付けます。
電池によって向きは古い電池と同じにしても、タブの向きが逆の場合があるので注意です。
電池を取り付ける時は、基盤に書いてあるプラスとマイナスのマークを見ながら取り付けましょう。
電池を取り付け終わったら、カバーを付ける前にかるくお掃除をしちゃいましょう。
けっこう端子部分が汚れてたりするんですよね。
動作確認
カバーを付けて動作確認です。
セーブをしても電源を落とすとデータが消えていたけど、しっかり『つづきから はじめる』と表示されるようになりました。
まとめ
今回も電池を交換することができました。
ハンダごてを使うのまだまだ下手だなぁ〜!
ハンダもりもりだし、当てすぎると基盤を焦がしちゃうし(汗)