こんばんは、ティル(@TillRadius)です。
今回は内蔵電池が切れてしまったゲームボーイアドバンスソフトの電池交換をやってみました。
交換手順や注意点などをご紹介します。
うちの子が持っているポケットモンスタールビーとサファイア!
一緒に遊ぼうぜ〜と二人でやりはじめたんですけど、ゲームを始めると「でんちぎれのためにとけいがうごかなくなりました」とメッセージ出てきました。
そりゃそうですよね、いまから20年も前のゲームソフトだし。
けっきょく時間が動かないなら3DSのサンとかムーンのほうがいいな〜みたいな感じで、気がつくと遊ばなくなっていました。
電池交換に使ったもの
- Y字ドライバー
- 交換用ボタン電池
- ハンダゴテセット
あったらいいかも↓
- セロテープ
- めんぼう
- 接点復活スプレー
Y字ドライバーはJoy-Conの修理パーツを購入したときに同梱されていたものがあったんですけど、ボロボロだったので新調しました。
修理パーツについてくるドライバーってすぐ先端が削れちゃって長く使えないものが多いですね。
今回購入したものは先端が丈夫&マグネットになっていて使いやすいです。
交換手順
ネジを外す
まずはソフトを裏返します。
Y字ドライバーを使って、ソフト背面にあるネジを取り外しましょう。
カバーを外す
ネジを外すことで中にアクセスできるようになりました。
ソフト前側をスライドさせるとカンタンに外すことができます。
ソフトの基盤はカバーにくっついているわけではないので、裏側から取り外して問題ありません。
ハンダゴテを使ってボタン電池を外す
切れた電池はハンダで固定されています。
ハンダゴテを使って、固定されている2箇所をひとつづつ外しましょう。
ハンダゴテを当てる時は、
- ハンダが溶けるまで当てる(当て過ぎ注意)
- ハンダゴテは立てて当てず寝かせて当てる
ハンダを溶かしても熱が冷めると、すぐに固まってまた固定されてしまいます。
ハンダゴテを当てるとき、少しだけ電池を引き上げながらやると隙間ができて取り外しやすかったです。
もう一箇所も取り外して電池をとりのぞくことができました。
今回ついていたハンダは吸い取らずそのままにしました。
理由は後ほど。
新しい電池を取り付ける
続いて新しい電池をソフトに取り付けます。
取り付けるものはタブ付きCR1616ボタン電池です。
ボタン電池は見慣れているけど、このタブ付きの電池ははじめて。
先程ハンダを吸い取らなかったのは、新しい電池のタブが若干短かったからです。
もともとついていた電池比べタブの高さが足りない状態だったので、少しタブをハの字に曲げました。
曲げたことで残しておいたハンダに届くぐらいだったのでホント短い(笑)
電池によって向きは古い電池と同じにしても、タブの向きが逆の場合があるので注意です。
電池を取り付ける時は、基盤に書いてあるプラスとマイナスのマークを見ながら取り付けましょう。
ちなみに電池のタブが短くてハの字にしたため、電池がぐらつく状態になってしまいました。
ハンダゴテを当てているときに電池がずれてしまったらめちゃめちゃ怖い(笑)
なのでセロハンテープを使って電池を固定してから作業をしました。
ハンダを終えて電池を取り付け終わったのがこちら。
タブが短くて取り付けできるか半信半疑だったけど、なんとか取り付けられました。
カバーを付ける前に
カバーを取り付ける前にお掃除です。
読み込めなくなったわけじゃないけど、端子部分を接点復活スプレーをかけた綿棒で磨きました。
くもりもとれてピッカピカになりました!
動作確認
カバーを付けて動作確認です。
起動させたあとに出てきた「でんちぎれのためにとけいがうごかなくなりました」というメッセージは出てこなくなりました。
ゲームを進めて時計をセット。
ポケットモンスタールビーとサファイアは昼と夜があるわけじゃないけど、きのみが育たなかったり色々電池が切れていると不便なんですよねぇ〜。
無事に電池が交換できたので、続けて子供のサファイアも電池交換しました。
まとめ
ハンダゴテを使って電池交換することができました。
今回始めてのハンダゴテだったので緊張したな〜(笑)
子供がハンダゴテの使い方を教えてもらっているのを横で見ていたので、使い方はわかるけど実践は初。
タブ付きの電池も、購入したものによってタブの長さが足りない場合があるかもしれません。
もし短かったらボクみたいにハンダを取り除かないでやる方法もありかもしれませんね。
あくまでも思いつきでやったので、正しい方法があったら教えていただけると嬉しいです。