こんばんは、ティル(@TillRadius)です。
今回はXbox360有線コントローラーの分解掃除とアナログスティックを自分で交換しました。
ボクはXbox360コントローラーを長年愛用しています。
Xbox360が現役だった頃に購入し、今ではPCゲームでも使うようになりました。
今回コントローラーの分解をする理由は2つあります。
- アナログスティックにヒビが入った
- ミルクティーを吹いた
長年使い込んでいたため、徐々にアナログスティックがすり減ってヒビが入っています。
動作自体に大きな影響はないけど、時々ヒビに引っかかったり滑ったりして気になっていたんですよね。
そして先日ミルクティーを吹いてしまいまして;
きれいに拭き取ったけど隙間に入り込んでしまって、ボタンを押しても戻りが悪い状態になってしまいました。
コントローラーとジュースの相性は最悪ですよね。
子供の頃にもコントローラーにオレンジジュースをダイレクトにこぼして、ねっぱるボタンに半べそをかいたこともあったなぁ……。
まさか大人になっても同じ経験をするとは(笑)
用意するもの
- +ドライバー
- 交換用アナログスティック
- ウェットティッシュ
- めんぼう
掃除用にボクはウェットティッシュとめんぼうを使いました。
なければ家にあるもので代用して大丈夫です。
カバーやボタンを薄めた洗剤につけて汚れを落とすのも考えたけど、時間がかかるので今回はウェットティッシュを選びました。
分解するのに+ドライバーを使います。
柄が太いものだとカバーに引っかかって、ネジまで届かない場合があるので注意してください。
今回分解するのは有線コントローラーで+ネジで固定されています。
うちの子供が使っているXbox360無線コントローラーを確認したら、トルクスネジが使われていました。
コントローラーのタイプによって使われているネジが違うようなので、分解前に確認しておきましょう。
分解手順
ネジを外す
コントローラー内部へアクセスするためにネジを外します。
コントローラー裏側にある7つのネジを外しましょう。
6つのネジはパット見で位置がわかるんですけど、中央部にあるバーコードのシールの部分に一つ隠れています。
ボクはこのネジを外すのを忘れてて、分解できずに悪戦苦闘しました(汗)
シールをはがしてもいいですし、そのままドライバーをぶすっと差し込んでも大丈夫です。
忘れずにネジを取り外しましょう。
後ろカバーを外す
ネジを取り外せたら、今度は後側のカバーを取り外します。
前側のカバーと後側のカバーがガッチリ固定されているわけではなかったので、比較的力を使わずにカパッと開くことができました。
PS4コントローラーは結構ガッチガチで、へらを使わないとまず開けることができなかったのにな〜。
Xbox360コントローラーのほうが分解をしやすいかもしれませんね。
前カバーを外す
後側のカバーが外せたら、今度は基盤と前側のカバーを分離させます。
そのままカバーから基盤を取り外すことができるんですけど、コントローラーを振動させるユニットが2つ基盤にケーブルでつながっています。
けっこう細いケーブルで、作業中に断線させる可能性があるので基盤から取り外しました。
白い部分を爪で引き抜くとかんたんに外せます。
アナログスティックを押し込みながら基盤を持ち上げて、前側のカバーから基盤を取り外すことができました。
中はほとんどネジを使ってないはめ込みタイプの構造。
はめ込みだけでガタつかないように作られてるのってなんかすごいですよね。
掃除
ボタンを取る
アナログスティックの交換だけならこの掃除の項目は飛ばしても問題ないです。
ただどんなにキレイに使っていても、隙間や中に入り込んだ汚れは取れないんですよね。
せっかく分解したので、隅々までキレイにしましょう。
ゴムを取るとボタンにアクセスできます。
ゴムははめ込まれているだけなので、ペロッとかんたんにとりはずせました。
前側のカバーをひっくり返すとボタンをまとめてバラバラにできます。
ボタンには一つ一つに溝があって、付ける位置や向きが間違っていたらうまくハマらない用にできていました。
十字キーをはずす
続いて前側カバーに取り残された十字キーも外します。
ネジ2つと爪2つで固定されているので、先にネジを外します。
ネジが外れたら、十字キーの中心に向かって爪を押し込んで分解します。
同時に両方押し込まなくても取り外せました。
取り外すと十字キーと土台部分に別れます。
土台部分は分解しないと手が届かないので、ここでキレイにしておきましょう。
キレイにする
前側カバーの下の部分も外れる仕様になっていました。
すべて外し終わったらカバーを拭き上げます。
溝と穴もベタつきが残らないように念入りにお掃除しましょう。
ボタンたちもキレイになりました。
ボタンが戻らなくなったのは、カバーとボタンの隙間にミルクティーが入り込んだためでした。
ここはやっぱり分解しないとキレイにできませんね(汗)
アナログスティック交換
スティックを外す
アナログスティックを引き抜きます。
引き抜くときは基盤をおさえて引き抜くんじゃなく、アナログスティックが刺さっているロッカーモジュール部分を抑えながら引き抜きましょう。
軸の部分がむき出しになりましたね。
ここに交換するアナログスティックを取り付けます。
新スティックを差し込む
今回交換用に購入したのはSONONIAの『交換用アナログスティック4個セット』です。
カラーは黒が良かったけど、グレーしか販売されていなかったので色は妥協しました。
向きを合わせて、軸に交換用のアナログスティックを差し込んで交換完了です。
あとは分解したものを逆の手順で戻すのみなので割愛します。
不良品が届いていた
ちなみにアナログスティックの内1つ、ゴム欠けている状態で届きました。
交換か返金になるのかわからなかったので、試しに出品者に連絡をしてみることに。
返事は1〜2日後になるとの書いてあったけど、1時間もしないうちにすぐ返事がありました。
対応は新しいものを急いで送るとのこと。
そして手元にあるものは返送せずボクの方で破棄してほしいとのことでした。
届いたものを返送したり、お金はどうなるんだろう……と色々不安だったけど良かった〜。
もし仮に不良品が届いても、新しいものをすぐ用意してくれるのはかなり嬉しい対応ですよね。
まとめ
無事アナログスティックの交換とお掃除が終わりました。
アナログスティックは新品になったし、ボタンもネバネバしないでしっかり戻ってくるようになって大満足です。
PS4のコントローラーと比べて分解が楽だったので、自分で修理しやすいコントローラーだなと思いました。
修理に出したり新しいものを買わずとも、自分で交換することでコントローラーは蘇りますよ。
ぜひ挑戦してみてくださいね〜!
もちろん自分で分解するときは自己責任で!!