こんばんは、ティル(@TillRadius)です。
今回は『バイオハザード0 HDリマスター』をクリアしたので、プレイ体験を交えて評価・レビューしていきます。
評価
総評 |
★★★★☆ |
ストーリー |
★★★★☆ |
グラフィック |
★★★★☆ |
★★★★☆ |
|
ボリューム |
★★★★☆ |
操作性 |
★★★☆☆(アイテム管理込み) |
プレイ環境:PS4
プレイ時間:約12時間
個人的評価:A
バイオハザード0 HDリマスターとは
発売日:2016年1月21日
ジャンル:サバイバルホラー
プレイ人数:1人
発売元:カプコン
バイオハザード0 HDリマスターは、2002年にゲームキューブ用に発売された「バイオハザード0」の高解像度リマスター版。
プレイヤーはバイオハザード1にも登場した『レベッカ・チェンバース』と今回初登場した『ビリー・コーエン』の二人を操作し、アンブレラの陰謀に迫ることになります。
発売順ではバイオハザードシリーズの第5作品目なんですけど、時系列的に見るとバイオハザード1の前日譚に当たる本作。
バイオハザードシリーズ最初の物語を体験できるゲームです。
ビビりながらも諦めないでクリアしたライブ配信をアーカイブに残してます。
どんなゲームなのか気になる方はぜひ見てみてください↓
絶妙なパートナーザッピングシステム
過去のバイオシリーズでは1人のキャラクターを操作するシステムだけど、バイオハザード0 HDリマスターは2人のキャラクターを操作します。
「バイオ0って2人で進められるの?怖くないじゃん!簡単じゃん!!」って思うじゃないですか、違うんですよね〜(笑)
このパートナーザッピングシステムは「レベッカ」と「ビリー」、特性の異なる2人の主人公を操作してゲームを進行させるシステム。
ようするにキャラクター2人を操作すると言っても同時に操作するのではなく、切り替えて操作するシステムですね。
このシステムがなかなかの曲者なんです。
パートナーになるキャラは手に持っている武器を使ってくれるんですけど、敵の攻撃など気にせず容赦なく撃ち続けます。
「戦闘を2人で戦えるからシンプルに火力も2倍に!」とはならないんですよ。
どっちかって言うと体力管理2倍!アイテム管理も2倍!ですね(笑)
パートナーザッピングシステムが特に活きてくるのは正直戦闘ではなく謎解き。
常にキャラクターは2人で行動する必要はなく、バラバラに行動できちゃうんですよ。
なのでべつの空間でそれぞれのキャラクターを操作し、協力して謎を解いていくというメチャメチャ難易度の高い謎解きゲーなんです。
操作していないキャラも時間が止まるわけではなく同時進行。
部屋にゾンビがいれば操作していないキャラでも襲われてしまいます。
双方のキャラクターの事を考える緊張感、戦略を考えたりするのが面白かったです。
固定カメラは怖い
バイオ1でも体験したけど、固定カメラは先が見えなくて非常に怖い。
ゾンビの姿を確認する前に音が先に聞こえてくるんですよね。
視覚が固定されている状態だと頼りになるのは音。
窓から入り込む雨の音、割れたガラスを踏む何かの足音。
聞き耳を立てて生々しいサウンドを頼りに行動することで、よりいっそう恐怖を駆り立てられます。
残念なところ
もうこれは言わずもがなアイテム管理一択ですね、クセが強すぎる!
どうしてアイテムボックスで管理できなくしたのか(笑)
今作導入された『アイテム床置きシステム』が、いい感じにこのバイオハザード0の難易度を高めています。
ただでさえアイテムを持てる数が1人6枠しかなくてアイテムが溢れるのに、マップのあちこちに置いてきたアイテムまで管理しなくてはいけないんです。
斬新なシステムでしたけど、従来通りアイテムボックスで管理できれば更に楽しめたと思います。
まとめ
パートナーザッピングシステムのおかげで、ゲーム全体を通してパズルゲームを遊んでいるような緊張感を感じました。
バイオ1→2→3→0と遊んできましたけど、抜群に頭を使う作品でしたね(笑)
バイオハザード0 HDリマスターはシリーズファンにはもちろん謎解きが好きな人も楽しめると思います。
- バイオ1が特に好きな人
- ホラーゲーム好き
- 難解なゲームを遊びたい人
こんな人にもおすすめです!