こんばんはティル(@TillRadius)です。
今回は『ドットホラーストーリー』の感想を書きました。
ボク好みのストーリーだったけど、ちょっと残念なところもあり!
正直にレビューしたいと思います。
ドットホラーストーリー(原題:DISTRAINT)
- プラットフォーム:PS4、PSVITA、Switch、Steam
- ジャンル:アドベンチャー
- プレイ人数:1人
- 発売元:レイニーフロッグ合同会社
- 発売日:2019年11月14日
- 『ドットホラーストーリー』公式サイト
あらすじ
法律事務所の社員『プライス』は、とある物件に住む老人『グッドウィン』を物件から立ちのかせる仕事をまかされた。
グッドウィンは「もう少しだけ時間がほしい」とお願いするが、プライスはその願いを聞き入れなかった。
評価
総評 |
★★★☆☆ |
ストーリー |
★★★☆☆ |
グラフィック |
★★★☆☆ |
★★★☆☆ |
|
ボリューム |
★★☆☆☆ |
操作性 |
★★★★☆ |
主人公プライスの罪悪感を描いたホラーアドベンチャー。
正直ボクの好みのストーリーだったんだけど、感情移入するほどのゲームボリュームがない!
登場人物の背景など表現されていたら、もっともっと楽しめたと思います。
謎解きは解くのに時間がかかったところもあったけど、全体的に簡単でした。
ボクが実際に『ドットホラーストーリー』をライブ配信したアーカイブもあるので、どんなゲームなのかよろしければ見てみてください↓
良かったところ
主人公の罪悪感
ドットホラーストーリーは、主人公の『プライス』が物件から人を立ち退かせるシーンがあります。
立ち退かせてそれで終わりじゃなく、立ち退かせたあとの展開があるのが面白い。
自分があの手この手で立ち退かせることで、住人に罪悪感を覚えて葛藤する姿は必見です。
ドットで描かれた世界
ドットホラーストーリーとタイトルにあるだけあって、全てドット絵で描かれています。
主人公の表情が独特なタッチで、目を回したり歯をむき出しにしたり。
二頭身の頭でっかちなキャラクターたちは表情豊かで楽しめました。
薄暗いリビングや、ボロボロになった壁紙や生活感のあるキッチンなどなど。
細部まで書き込まれていて、HDの画面を3分の1だけ使った横長の画面も斬新でした。
不満・気になる点
主人公の嘘
リアリティといえばそこまでなんですけど、主人公の嘘がひどい。
ついていい嘘と悪い嘘があるとすれば、主人公がついている嘘は後者ですね。
そこがこのゲームの面白さにもなっていると思うんですけどね(笑)
倫理的にそれはどうだろうと思う嘘が多く、その嘘をついた理由が生きるようなストーリーなら良かったのにと思いました。
ストーリーの薄さ
もっと掘り下げてほしい部分が多かったです。
主人公や住人に共感しかけるところまではいくんですけどね・・・。
せめて住人の過去とか膨らませてほしかったなぁ〜。
主人公もどんな人物なのかつかみきる前に次に進んでしまう感じがで、個々のキャラクターを活かしきれていない感じがいなめませんでした。
まとめ
プレイ環境:PS4
クリアまでのプレイ時間:約3時間
好みのストーリーだったけど、やっぱボリューム不足なのは残念!
面白かったけど足りない、そんな感じです(笑)
過去にプレイしたLIMBOやINSIDEは一切説明など無くて、プレイヤーが色々考察して楽しめました。
僕はドットホラーストーリーって説明とかセリフがあって、プレイヤーに『考察させる』と言うよりも『解釈させる』ゲームだと思うんですよ。
でも価格帯で考えるとボリュームは仕方ないか・・・。
次回作に期待!