樺沢紫苑さんの『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読みました。
3ヶ月ほど実践してみたので、書評・レビューをしていきます。
著者プロフィール
著者名:樺沢紫苑
出身地:札幌市
職業:精神科医、作家
ブログ:樺沢紫苑公式ブログ
SNS・メールマガジン・YouTubeなどで累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝え、「日本一、情報発信する医師」として活動している。
アウトプット大全とは?
著者が数万時間を超える「アウトプット経験」をもとに確立した、圧倒的に結果が出る「アウトプット術」が書かれています。
アウトプット基本法則に始まり、
『話す』『書く』『行動』3つのカテゴリーから80のアウトプット術と、アウトプット力を高めるトレーニング法を7つ掲載。
アウトプットの基礎から、応用・実践と幅広く網羅されています。
読んで気がついたこと
『#アウトプット大全』読みました。
— ティル@Shinryu (@TillRadius) 2019年10月1日
『話す』『書く』『行動する』の3つのカテゴリから80種類のアウトプットが書かれています。
ただアウトプットの種類だけじゃなく、トレーニング方法まで書いてあって正に知りたかった情報の塊。
インプットばかりじゃいけないと気付かされました。 pic.twitter.com/XPaCOiOkm2
読み終えてから3ヶ月ほど経ちました。
今でも本書に書かれていたアウトプット術を複数実践です。
その中でも身になった・ためになったアウトプット術をご紹介。
トレーニング法その1日記を書く
日記を書くことで5つのメリットが得られる。
アウトプット大全を読んで、一番身になったのは日記を書くことです。
3ヶ月経った今でも毎日日記を書いています。
はじめてこの本を読んだとき、メリットばかり書かれていて「ホントかよ(笑)」と信じていませんでしたね。
日記を書くことで得られる5つのメリットの中で、特に効果を感じたものが2つありました。
- 書く能力が高まる
- 自己洞察力・内省能力・レリジエンスが高まる
書く能力が高まる
毎日日記を書いているので、書くことが習慣になりましたね。
はじめはぎこちなく、内容を考える→書くを繰り返す感じでした。
今では考えながらというか、考えたことがそのまま書けるような感じになりました。
なんというか、書くって動作が脳に直結した感じ。
自己洞察力・内省能力・レリジエンスが高まる
内省能力とは自分を省みる能力、レリジエンスはストレス耐性のことです。
著者のおすすめにポジティブ日記を書くという方法があるんですけど、ボクにはちょっと合いませんでした。
なのでボクは日記を自分と対話する場所にしています。
今日はこんなことがあったけどどうだった?
うまく行かないところはどうする?
イメージとしては、もうひとりの自分とチャットしている感じ。
これを毎日続けることで、客観的に自分を見ることができるようになりました。
チャレンジする1・2
チャレンジなくして自己成長はなし
「がんばればなんとかなりそう」を繰り返す
ボクは日常でもゲームでも、できることばかりやる癖がありました。
失敗は少ないけど、面白くない。
難しいことは失敗するし怖い。
やらない理由ばかり考えている自分にもううんざり。
でもこのアウトプット術を実践すると生活に変化が。
目標を『ちょい難』のプチ目標に変えることで、自分から進んで挑戦をするようになりました。
自分はかんたんすぎる目標だとすぐやる気を無くす。
難しすぎる目標だと「無理だ~」と諦めてしまう。
この『ちょい難』が挑戦への鍵だったと気が付きました。
アウトプットの基本法則
インプットとアウトプットの黄金比は3:7
インプットとアウトプットの比率を考えて勉強したことありますか?
ボクはありません(笑)
勉強しているのに成長しない最大の原因は「インプット過剰/アウトプット不足」と著者は述べています。
実際にただ本を読むだけでは、読んだことを忘れちゃうんですよね。
本で学んだことを書いたり話したり、アウトプットがあって自己成長につながると実感しました。
初心者は6割をアウトプットに振り分けるのが効果的とのこと。
ボクは4:6の比率を実践するためにアプリを使って管理しています
まとめ
現実はアウトプットでしか変わらない。
まさにその通りでした。
自分を変えたい・成長したいという気持ちを持っていても、なかなか行動に移すことができない人におすすめできる本です。
まずは行動、自分を変えるのは自分自身。
どんどんアウトプット力を高めて現実を変えていきたいと思います。