今までドライヤーが断線したら新しいものを購入していました。
でもその断線、もしかしたら自分で修理できるかもしれませんよ?
今回はドライヤーを自分で修理してみたお話です。
初めてドライヤーの修理
不器用なボクでもドライヤーの断線修理ができました。
ドライヤーの修理というより断線したコードの修理ですね(笑)
ドライヤーは毎日使うものなので、特に女性は使えなくなると困りますよね。
修理することで、新しくドライヤーを買わずに済みます。
修理方法
今回修理に使う道具が足りなかったので、途中で工具を買いました。
修理代がちょっと高くなっちゃったけど、ドライヤー買うよりは安く済んで良かったです。
修理に使ったもの
- プラスドライバー
- ハサミorカッター
- ビニールテープ
- 絶縁被覆付圧着スリーブ
- 圧着ペンチ
- やる気
断線部分に使うスリーブは『絶縁被覆付圧着スリーブVC-1.25』を選びました。
個数も少なく安価。
絶縁テープをまかなくてもいいのでおすすめです。
修理手順
断線箇所を確認します。
根本から断線してますね〜。
ちょっとくぼんでいるのが見えますかね?
このままだと修理できないのでドライヤーを分解します。
修理中にドライヤーのスイッチとか関節部分のパーツとかが外れてしまう場合があります。
写真を撮っておけば、外れてももとに戻せるのでおすすめです。
やっぱ思い切り凹んでますね。
凹んでいる部分を中心にコードを切ります。
切ったコードの断面を二股にカットします。
反対側もカット。
コードにくぼみがついているので難しいことはないですね。
圧着ペンチのワイヤーストリッパー(1.25)を使ってコードの被覆(外側)を剥ぎ取ります。
カッターなどでも剥がすことができますが手を切らないように気をつけましょう。
コードの先端を圧着スリーブに差し込みます。
中の銅線がグチャッとして差し込みにくい時は、銅線をくりっとねじってまとめると入れやすくなりますよ。
圧着ペンチの1.25の部分で圧着スリーブを潰します。
狙いを外して銅線だけ潰さないように気をつけましょう。
反対側のコードも同様にやっていきます。
コードの圧着はしっかりとやりましょう。
つなげるだけで終わりません(笑)
コードの根本をカバーしていたゴムが通らなくなっているんですよ・・・。
修理部分を通すために、カバーじていたゴムに切り込みを入れます。
あとは分解した逆の工程で戻して、ゴムのカバー部分をテープでぐるっと巻いて完成です。
失敗談
今回2つほど失敗体験をしました(汗)
1つは圧着ペンチの代わりにラジオペンチを使っていた点。
ラジオペンチはコードを切る部分もついているし、ワイヤーストリッパー・圧着ペンチ(口径不明)の部分もあって問題なく使えると思っていました。
でも口径があっていないせいなのかワイヤーストリッパーは銅線を切りまくる!
圧着ペンチ部分はどんなに頑張っても圧着スリーブを凹ませられない始末!!
泣く泣く圧着ペンチを買いに行きました(笑)
2つ目は圧着ペンチを使ったことがなかったので、潰す部分を思い切り外してしまったことです(笑)
素人がやると、スリーブを避けて銅線だけ潰すようなことが起こるんですねぇ・・・。
スリーブを潰す時はしっかりと狙いを定めましょうね。
打ち外すとコードをまた切って被覆を剥がして・・・と二度手間ですから(汗)
手に入れたのはドライヤーを買わなくて済んだ未来だけじゃない
壊れた時、妻が
「明日ドライヤー買いに電気屋さん行こ?」
「髪乾かせないと困るもん。」
と騒いでいました(笑)
もうこの先の流れもだいたい読めてくるんですよ・・・
- ドライヤーを買いに行く(YAMADAかコジマ)
- 特に決めていたドライヤーがあるわけでもなく、お店に売っている中で探す
- 結局手頃な価格で無難なものを選ぶ(強度とか性能より値段)
- 緊急で必要になったドライヤー"新品"を購入(別に欲しくなった商品じゃない)
- 帰り道「"なにか"食べたいor飲みたい」と家族が言い出す(追加の出費)
今回自分で修理することによって、この5つの約束されて運命を回避することができました。
1と2について言いたいのは時間の無駄使い。
行動を起こすのに使う時間と、計画をしていないためにかかる時間ですね。
3と4はお金の使う先について。
ホントに欲しいものを買うと「まぁしゃーないか」で済むかもしれません。
でも別に欲しかったわけじゃないものを買うと、あとから「あの時隣りにあったあっちにすればよかった・・・」とか後悔しちゃうんですよね(笑)
5は論外・・・衝動買い。
無駄使い感が半端なくイヤやなんですよね。
おやつも飲み物も家にあるでしょ!ってね(笑)
どうせ使うなら自分のホントにやりたいことに時間とお金を使いましょう!
まとめ
ドライヤーの断線は素人でも修理できました。
かかった修理代は『圧着ペンチ』『圧着スリーブ』代くらいですかね。
もしまた断線した場合は道具が揃っているので0円で修理できます。
新しいドライヤーを買うよりも、可能な限り自分の修理で済ませていたほうが壊れるたびお得かなと思います。
新しく圧着ペンチを手に入れたので、今後の修理に幅が利きそうですね。
自分で修理するのって楽しいですよ。
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